2010年6月21日月曜日

インフィニストリアの香りの秘密

暑い季節になってまいりました。

どうぞ体調には気をつけて!

さて今日は、インフィニストリアの香りについて少し書いてみます。

以前にも書きましたが、続きということで。
http://infinistoriajp.blogspot.com/2010/02/blog-post_18.html


インフィニストリアの香りは、単なる匂いだけではなく、本物の癒し効果のある精油を香りに用いることにこだわりました。

合成香料や植物由来の生成香料は、香りが強く派手な香りや長時間の残り香を、低コストで表現することが出来ます。

一方、本物の精油は高価で、また植物から得られる香油のため刺激があるので、香料に比べて大量添加できず、香りはそれほど派手に出来ないという地味さもあります。

でも、派手なニセモノの香りにはない、本物の癒しがあります。

何百年も前から、女性の美のためにもちいられてきた精油には何百種類もの成分が含まれ、それは呼吸で吸収されることにより脳に作用してホルモンバランスを整えたり、抗うつ効果を発揮したりします。

そして、植物のもつエネルギー、パワーがあります。


みなさまは、精油ショップなどで本物の精油の香りをかいだことはありますか?

意外とダマスクローズなどはいわゆるバラの香りという想像とちがう香りであると思います。

ぜひ一度、精油ショップで本物のダマスクローズオットーの香りと、ローズの香りのいろいろな化粧品とをくらべてみてください。


オペラのチェネレントラシリーズは、精油の中で最も高価なブルガリア産のダマスクローズオットー(ダマスクローズの水蒸気蒸留法による精油)をもちいていて、これが本当のローズの香りです。

ただ、ダマスクローズオットーだけですと、非常に濃厚な、悪くいえばさっぱりしない重たい香りになってしまうため、ローズウッドやゼラニウム、レモン、マグノリアなどの香りをブレンドし、すっきりとした大人のローズの香りに仕上げました。

残り香は大人っぽいダマスクローズとローズウッドが軽く残る程度にしています。

当然、心と体に働きかけるアロマ効果があります。

古代からクレオパトラが愛し、中世では若返りの妙薬として貴族に重宝された、本物のバラの香りをお楽しみください。


一方、オペラのシンフォニアシリーズやワイルドシングには、シシリアの大地で育ったレモンに、オレンジ、ベルガモットの果実を絞ってとる精油をもちいています。

すっぱい香りがバスルームに香り立つイメージがほしいですが、実際はすっきりさっぱりした香りになっています。

残り香はすっきりと軽く残る程度にしています。


これは理由があって、本物の精油を用いる場合、柑橘果実の皮の油は肌に刺激がとても強いので、あまり量を添加できないということがあるためです。

また肌に残るものは、光毒作用のない量以下に抑えていますので、それほど強くはできません。

実は、「もっともっと香りを強くしてほしい!」というこちらの要望に、ミラノの開発の博士たちは「これ以上精油を入れると体に絶対よくないから!」、「合成香料だと意味ないでしょ!」という攻防が数ヶ月続いた結果なのです。


しかも、本物の植物の香りは意外と地味なもの。

すっぱい香りの強い柑橘系の香りの製品の多くは合成香料によるものですが、やはりどこか不自然さを感じさせてしまいます。

もしくは、柑橘系ではないですがアジア原産のイネ科の葉っぱで、レモンのような強い香りがするレモングラスを柑橘の代用香として使用する場合もあります。

しかし地味とはいえ本物の柑橘精油は、心をリラックスさせ、元気にしてくれる効果があります。


安らぎのシャワータイムには贅沢なアロマで心からリラックス、お出かけの時に香りがほしいときは、フレグランスを楽しんで。

そんな本物にこだわったインフィニストリアの香りをぜひお楽しみいただけましたらうれしいです。

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