2010年2月21日日曜日
インフィニストリア製品の国内への輸入・薬事代行業務を行うブルーム社の紹介
外国の化粧品を日本に輸入して販売する際には、薬事法で輸入して販売する会社を定めていて、それは「製造販売業者」と呼ばれます。
そして、各製品のラベルに製造販売業者ということで記載されています。
実際には、製造は海外製品の場合は外国の工場での製造ですので、「輸入・薬事法対応業務代行社および国内販売の薬事法上の責任者」という感じでしょうか。
インフィニストリア製品をイタリアから輸入・薬事業務代行していただいているのは、佐賀県の株式会社ブルームさんです。
http://www.bloom-jp.com/
九州の佐賀県にあるブルーム社は、日本で最大級の化粧品の分析検査機関で、佐賀県という立地も活かし業界内でももっともコスト競争力のある企業で、東京をはじめ日本中から分析検査の仕事が集まっています。
また、海外の化粧品の輸入代行業務の実績も豊富で、多くの国からたくさんの化粧品を日々輸入し、成分分析し日本市場に送り出している、化粧品の成分分析~輸入~薬事業務のプロです。
インフィニストリアでは、欧米からの輸入化粧品に多く見られる表示成分以外のキャリーオーバー成分(ホルマリンなど各植物原料に含まれる防腐剤)などの混入や、混入成分の不表示、菌の発生などを防ぐため、徹底した検査体制による高い品質維持と薬事法の遵守を実施し、製品の回収や事故を未然に防ぐ努力を惜しみなく尽くしています。
検査は基本的にロットごとにイタリア本国と日本の双方にて2重の検査を行う万全な体制、イタリアサイドでは不純物検査に、アイテムごとに菌が発生するかどうかのチャレンジテスト、肌への刺激があるかどうかのパッチテストを実施。
日本でも、アイテムごとにすべて日本の薬事法「化粧品基準」で規制されているネガティブリスト・ポジティブリストとよばれる防腐剤、紫外線吸収剤、色素などの成分を中心に約80成分を対象に、HPLC法/高速液体クロマトグラフィー、GC法/ガスクロマトグラフィーなどの最新の高度な検査方法により精度の高い分析を実施しています。
<80成分の例>
ホルムアルデヒド、ホルマリン、フェノキシエタノール 、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、イソプロピルパラベン 、サリチル酸 、サリチル酸Na 、デヒドロ酢酸 、デヒドロ酢酸Na 、クロルフェネシン 、トリクロサン 、グルコン酸クロルヘキシジン 、シメン-5-オール、イソプロピルメチルフェノール 、メチルイソチアゾリノン 、メチルクロロイソチアゾリノン 、レゾルシン 、クロルキシレノール 、塩化ベンザルコニウム 、イソプロピルメチルフェノール 、オルトフェニルフェノール 、オルトフェニルフェノールナトリウム 、塩酸クロルヘキシジン 、チモール 、トリクロロカルバニリド 、フェノール 、DMDMヒダントイン、1,3-ジメチロール-5,5’-ジメチルヒダントイン、オキシベンゾン-1、ジヒドロキシベンゾフェノン 、オキシベンゾン-2、テトラヒドロキシベンゾフェノン 、オキシベンゾン-3、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン 、オキシベンゾン-4、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、三水塩 、オキシベンゾン-5 、オキシベンゾン-6、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン 、オキシベンゾン-9、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム 、サリチル酸エチルヘキシル、サリチル酸オクチル 、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、4-tert-ブチル-4‘-メトキシジベンゾイルメタン 、メトキシケイ皮酸オクチル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 、ジメチルPABA、パラジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル 、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 、フェルラ酸 、ホモサレート 、DHHB、BHT 、BHA 、ラウレス-8、ポリオキシエチレン(8)ラウリルエーテル 、ラウレス-9、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル 、ラウレス-10、ポリオキシエチレン(10)ラウリルエーテル 、メタノール、メチルアルコール、サリチル酸フェニル、金属類 重金属(鉛) 、砒素 、リン酸イオン、ジエチレングリコール 、エチルアルコール、D-パントテニルアルコール 、ニコチン酸アミド 、グリチルリチン酸ジカリウム クロルヒドロキシアルミニウム 、L-メントール、パパイン、EDTA、エデト酸 、アラントイン、法定色素・黄色4号 Yellow 5 、緑色401号 Green 1 、赤色2号 Red 2 、青色2号 Blue 2 、赤色102号など・・・すごい量ですね。。
最近市場拡大してきた自然成分由来の海外製オーガニックコスメに対しても、国産の一般製品と同じ品質の高さや誠実さ、日本の薬事法への法令順守が求められてきています。
欧米製の植物素材を使用した化粧品には非常に多くの割合で混入しているといわれるキャリーオーバー成分ですが、安全性と信頼性の高いひとつ上の製品となるべく、インフィニストリアでは専門の企業と組むことでその混入が起きないように細心の注意とコストをかけていきたいと考えています。
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